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ASP.NET Dynamic Data活用編

ASP.NET Dynamic Dataのフィールドテンプレートのカスタマイズと検証機能

ASP.NET Dynamic Data活用編(3)

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 本連載では、.NET 4で機能拡張されたDynamic Dataを現場で活用するための基礎知識からカスタマイズまでを紹介します。今回は、Dynamic Dataのデータ表示を実現するデータフィールドのカスタマイズについてと、NorthWind/Pubsデータベースについて説明します。

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はじめに

 第1回は動的データアプリケーションを作成するのに適したアプリケーション基盤のASP.NET Dynamic Dataアプリケーション(以下、Dynamic Data)の基礎知識について、前回は既存のWeb FormアプリケーションにおけるDynamic Data機能の有効化と、既存のWebプロジェクトへの組み込みについてご紹介しました。

 今回はデータフィールドのカスタマイズと属性クラスの活用方法について紹介します。

 本稿では触れている方も多いであろうEntity Frameworkを使用して解説とサンプル作成を行います。なお、ASP.NET Dynamic Dataの基本的な開発や説明については過去の記事を参照してください。

必要な環境

 次の環境が必要です。

  • Visual Studio 2010(Visual Web Developer 2010でも可)
  • NorthWind/Pubsデータベース

 Visual Studio 2010(以下、VS 2010)のインストールは、Visual Studio 2010 Beta 2と変わりありませんので、『Visual Studio 2010 Beta 2を使ってみよう』(CodeZine)を参考に行ってください。

 データフィールドのカスタマイズにあたり、ASP.NET AJAX Control Toolkit(以下、Control Toolkit)を使用するので、事前にダウンロードしてください。ダウンロード後、サンプルプロジェクトにAjaxControlToolkit.dllを参照追加してください。

 また、本サンプル・プログラムを動作させるに当たっては、無償で提供されているNorthWindデータベースとPubsデータベースを使用しています。

今回触れる内容

 今回は、次の内容について触れます。

  • Dynamic Dataのデータ表示を実現するデータフィールドのカスタマイズ
  • 属性クラスの活用方法とカスタマイズ

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト ナオキ(ナオキ)

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/5676 2011/01/18 14:00

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