Androidアプリ処理の基本 ～ Androidでよく使われる画面「ListView」

対象読者

• Androidアプリ開発未経験な方
• Java言語は一通り習得済みである方

サンプルプロジェクト作成

　では、今回使用するサンプルアプリを作成していきましょう。

プロジェクト情報

　以下が今回使用するサンプルアプリのプロジェクト情報です。

• Application name: ListViewSample
• Company Domain: android.wings.websarva.com
• Package name: com.websarva.wings.android.listviewsample
• Project location: C:\…任意のワークフォルダ…\ListViewSample
• Phone and Tablet Minimum SDK: API 15
• Add an activity: Empty Activity
• Activity Name: ListViewSampleActivity
• Layout Name: activity_list_view_sample

画面作成

　ListViewを使った画面作成については、第4回で解説しています。まず、strings.xmlファイル、および、activity_list_view_sample.xmlファイルに以下のソースコードを記述してください。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<resources>

  <string name="app_name">リスト選択サンプル</string>

  <string-array name="lv_menu">
    <item>から揚げ定食</item>
    <item>ハンバーグ定食</item>
    <item>生姜焼き定食</item>
    <item>ステーキ定食</item>
    <item>野菜炒め定食</item>
    <item>とんかつ定食</item>
    <item>ミンチかつ定食</item>
    <item>チキンカツ定食</item>
    <item>コロッケ定食</item>
    <item>焼き魚定食</item>
    <item>焼肉定食</item>
  </string-array>

</resources>

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<ListView xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
          android:id="@+id/lv_menu"
          android:layout_width="match_parent"
          android:layout_height="match_parent"
          android:entries="@array/lv_menu" />

　入力できた段階で、一度アプリを起動してみてください。以下のような画面が表示されるはずです。

　今回は、画面すべてがリスト表示になるようにしています。そのため、レイアウトxmlは<ListView>タグのみとなっています。

　この段階でリストをタップすると、若干色は変化しますが何も起こりません。前回同様、アクティビティに処理を記述し、リストをタップするとタップした定食メニューが表示されるようにしていきます。その表示方法として、今回はAndroidのトーストという機能を使います。